パンデミックに陥った政治と経済が起こす互いへの影響
健康・経済・社会に前例のない影響を及ぼした新型コロナウイルス危機を免れた国はありません。世界各国の地域によっては第二波が今日も多数の感染者を発生しており、今後、第三波、第四波の危険性も起こりうる現状に立たされています。各国政府が異例の対応を強化している中、私たちの多くはテレワークを必要とされ、テクノロジーを活用して生産性を維持していますが、この行動により移動の減少から資源消費も減り、より機動性の高い業務プロセスが導入されていってるのです。いかに安全に経済を再開させるか、そして経済が安定化するにつれて今後の経済の方向性を変更し、効率性・収益性と同時に持続可能性と強靭性を優先させていくチャンスも大きな課題の一つになるでしょう。それには政治的要因と経済的要因の統合をいかに協力的に行うべきかが問われます。
最新号のIMFマガジン「FINANCE & DEVELOPMENT 2020年6月号」は、新型コロナパンデミックの現状と、私たちがこの危機から学ぶべきことなどをテーマとした記事を掲載しています。マガジン全体を英語版で、またその中のいくつかの記事を日本語版で紹介します。経済を英語で学ぶ方法として両語兼ねてご覧ください。
最新号に掲載されている記事を日本語版でいくつか紹介します。各記事、英語版も用意しましたので両語読み比べし、英語勉強法としてお役立てください。
「政治、経済、その他領域の間の相互作用に一層の注意が払われるべきだ」
「今こそ、より良い世界を築くためにこの機会を活かすべき」
「MITの『貧困アクション・ラボ』はエステル・デュフロとアビジット・バナジーが開発経済学に新風を吹き込む舞台となった」
「世界的に広がった新型コロナウイルス感染症により、貧困国や 脆弱国の生命線となっている収入源が断たれる恐れがある」
「ウイルス流行を経た世界の変化 ・ 著名有職者6人による考察」
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