IMF F&D最新号「健康な社会」を作るには
世界は2年近くにわたり新型コロナウイルスパンデミックに打ちのめされ、ウイルスの変異株による新たな問題を目の前に未だ終息とは程遠い状況に置かれています。IMFマガジン「FINANCE & DEVELOPMENT」の最新号(2021年12月号)は、経済回復と健康な社会をテーマとし、この2年間の教訓をもとに6人の識者による「より耐性ある世界を築く」の記事や、パンデミックに立ち向かう新たな挑戦について重要なことなど、また、高齢化が進む中、全世界の55歳以上の人にとって6番目に大きな障害の要因であり、発生率も高まっている「認知症」の深刻さについての記事など様々に揃えています。
FINANCE & DEVELOPMENT最新号から5つのセレクト記事
セレクトされた5つの記事を日本語版と英語版でまとめてあります。日本語と英語の表現の違いなど、英語勉強法として読み比べてみましょう。
日本語版:パンデミック時代における多国間主義の再考
英語版:Rethinking Multilateralism for a Pandemic Era
日本語版:パンデミック経済学
日本語版:ワクチン接種の加速
日本語版:世界を待ち受ける認知症の嵐
英語版:Dementia Storm on the Horizon
日本語版:健康な社会を考える
英語版:Reflections on a Healthy Society
第30代日本銀行総裁の白川方明著書の本が紹介される
かつて、第30代日本銀行総裁に就任した白川氏の本「中央銀行:セントラルバンカーの経験した39年」の英訳版がIMFマガジン最新号で取り上げられました。
Tumultuous Times: Central
Banking in an Era of Crisis
Yale University Press
FINANCE & DEVELOPMENTからIMFの活動や世界経済状況を学ぶと共に、日本語版と英語版の読み比べをすることによって英語力のアップにつながります。エコノミストを目指している人にはオススメの勉強法です。
JISPはIMFエコノミストを目指すための奨学金制度です。