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ラガルド氏からバトンを受け継いだゲオルギエバ氏
先日、長年IMFの専務理事を勤めていたクリスティーヌ・ラガルド氏から、新しい専務理事としてクリスタリナ・ゲオルギエバ氏へバトンが引き継がれました。ブルガリア国籍のゲオルギエバ氏は国家世界経済大学で政治経済学と社会学の修士号と経済科学博士号を取得後、約14年間、同大学で教職を勤めました。2010年からは欧州委員会で国際協力・人道支援・危機対応や予算・人的資源を担当し、2017年には世界銀行の最高経営責任者(CEO)となり、さらに2019年2月1日から4月8日にかけて世界銀行の暫定総裁を勤めるなど、優良な経験を持つ人材であります。そのゲオルギエバ氏のIMFに対する思いや、今後の世界経済についてを声明やインタビューと共に英語版と日本語版で紹介します。英語と日本語の表現を共にご覧いただき、英語勉強法としても役に立ててください。
ゲオルギエバ氏へのインタビュー(英語版のみ)
IMF専務理事としての初スピーチ「成長減速が求める、より迅速な行動」 英語版 日本語版
8年間のIMF専務理事職務を終えるにあたってクリスティーヌ・ラガルド氏はIMFでの日々を振り返り、こう語っています。「本日、IMF専務理事としての職務を終えます。IMFは、頭脳とお財布、そして心を持った組織です。過去8年、私たちは加盟国を支えるというIMFが果たすべき役割を強化しました。私はいつまでも、IMFでの日々を素晴らしい思い出として忘れることはないでしょう。」
ラガルド氏の思いが詰まったこちらの動画もご覧ください。(日本語字幕付き)
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