アメリカ留学のための学生ビザを取得

アメリカ留学には米国非移民ビザにあたる学生ビザ「F-1」が必要です。米国ビザ申請サイトで学生ビザが対象となるDS-160申請書を作成し申請します。申請にあたって必要な書類（I-20：大学から受領した入学許可証など）の準備に続き、申請書作成・面接・許可・発行まで様々な注意点があり日数を要しますので、事前に手順を確認し時間に余裕を持って進めていきましょう。特に6月〜8月は申請者が集中するため、早めの行動をおすすめします。

アメリカ学生ビザについて

アメリカの学生ビザには種類（F-1・M-1など）があります。アメリカへ留学し、高校・語学学校・大学・大学院で教育を受ける（週18時間以上の授業を受ける場合）にはF-1ビザが必要となります。

アメリカの学生ビザの種類と資格・申請必要書類はこちらをご覧ください。https://www.ustraveldocs.com/jp/ja/student-visa

アメリカの学生ビザ取得の基本ステップ

まず、申請をスムーズに行うために下記の事項を確認し準備しておきましょう。

• パスポート：アメリカでの滞在予定期間に加えて6ヶ月以上の残存有効期限があること
• I-20：入学を決めた大学から発行される留学生資格証明書
• 証明写真のデジタルファイル：サイズは51mm x 51mm
• 証明写真：面接時に必要（5cm x 5cm 6ヶ月以内に撮影した背景白のカラー写真1枚）

1. 留学先のI-20（入学許可証）を取得
2. 学生ビザを申請 (DS-160)
3. SEVIS（Student Exchange Visitor Information System）費用の支払い
4. ビザ申請料金の支払い
5. 大使館・領事館での面接 、または郵送申請
6. 学生ビザ付きパスポートの返却

1. I-20（入学許可証）を取得

大学・大学院留学のための学生ビザ申請にはI-20が必要になります。2校以上合格し、留学先大学を決めかねている方は早めに1校に絞り、その大学からI-20を受領し学生ビザ申請へ進みましょう。現在はI-20の原本でなく、コピーでも提出可能としています。

2. DS-160申請書作成

アメリカの学生ビザ申請（DS-160）はオンラインで行います。https://ceac.state.gov/genniv/

3. SEVIS費用の支払い

SEVIS費用とはアメリカ国土安全保障省に対して支払う留学生管理システム費用のことです。SEVIS費用（＄350）は fmjfee.com で支払います。学生ビザ申請料金の支払いの前に済ませておきましょう。

4. 学生ビザ申請料金

学生ビザ申請料金は$185です。料金が改定される場合があるので事前に最新情報を確認しておきましょう。

5. 面接または郵送申請

• 面接は大使館または領事館で行われます。提出書類とパスポートを持参し、予約をした面接時間に遅れないように向かいましょう。
• 郵送申請をするにあたって、初めてビザを申請する場合は日本国籍であることに加え、14歳以降でビザ取得の経験があること、または、ESTAでの渡米歴があることなどの条件があります。郵送先は東京大使館と大阪領事館のみの受け付けとなります。提出書類とパスポートをレターパックに同封し郵送してください。

6. 学生ビザ付きパスポート返却の受け取り

申請時にパスポート返却法（引き取りまたは郵送）を選択した方法でパスポートを受け取ります。

アメリカの学生ビザ申請に知っておきたい情報

2024年5月13日にEducationUSAが主催し行われた「渡米前のオリエンテーション：学生ビザ申請について」の動画を参考にご覧ください。アメリカ大使館の領事部の方が参加し、基本的な学生ビザ取得の手順やアドバイス、注意点などを分かりやすく解説しています。事前に受け付けた質問への回答やライブ上での質疑応答も行われています。

「渡米前のオリエンテーション：学生ビザ申請について」https://www.youtube.com/watch?v=knv5Pcx6jy0

アメリカ大使館ビザ課とEducationUSAがコラボした「アメリカ学生ビザ申請法」についてのインスタライブ（2023年7月〜8月）も重ねてご覧ください。

第一弾『学生ビザ申請方法・ビザ発行までにかかる時間』

第二弾『学生ビザ申請で気をつけるべき点』

第三弾『学生ビザ取得後に知るべきこと』

学生ビザ・申請法について最新情報の確認を怠らない

アメリカの学生ビザ申請について上記の情報（2024年5月時点）を提供していますが、米国ビザ申請法に関して予期なく変更になる場合があります。ビザ申請を行う前には大使館公式サイトなどで自らの最新情報の確認をお願いします。

学生ビザ取得後は、最も重要な「パスポート・学生ビザ（F-1）・I-20」の３点をアメリカ留学の出発に備えて、また、学生としてのアメリカ滞在中にも紛失しないようにしっかりと保管しておきましょう。

当ウェブサイトでは「イギリス留学のための学生ビザ」・「カナダ留学のための学生ビザ」・「フランス留学のための学生ビザ」・「オランダ留学のための学生ビザ」についての情報も紹介しています。

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この投稿は2023年6月23日に投稿された記事のアップデートです。